ピラティスで姿勢を整えるための3つのポイント|猫背や巻き肩を改善するには?

こんにちは。Millennia PilatesのHarukoです。
ふと鏡を見たとき、姿勢が気になる瞬間はありませんか?
デスクワークやスマホ、家事や育児など、日常の積み重ねによって、背中が丸くなったり、肩が内側に入りやすくなったりするのはとても自然なことです。
ただ、その状態が続くと、肩こりや腰の重さ、呼吸の浅さにつながりやすくなります。
今日は、レッスンで大切にしている【姿勢を整えるための3つのポイント】をご紹介します。

① 骨盤のニュートラルを知る

姿勢は 骨盤の向き によって大きく変化します。
骨盤が前に傾きすぎると反り腰に、後ろに丸まりすぎると猫背へとつながります。
まずは仰向けになり、腰の後ろに手のひらが一枚入るくらい の位置を感じてみましょう。
それが“ニュートラル”に近い状態です。骨盤が整うと、背骨が自然に積み上がり、呼吸もしやすくなります。
レッスンでは、まず「いま自分がどの位置にいるか」を確認するところから始めています。

② 肩甲骨から腕へのつながりを認識する

猫背や巻き肩が気になる方は、無意識に肩に力が入りやすいことが多いです。 本来、腕は肩の付け根だけで動くのではなく、 肩甲骨が背中の上をすべるように動くことで、のびやかに動きます。
けれど、日常生活では肩甲骨を大きく動かすことがほとんどなく、 その結果、肩や首まわりはぎゅっと固まりやすくなります。
レッスンでは、フォームローラーなどの道具も使いながら、 肩甲骨が気持ちよく動く感覚とそこから自然に腕が伸びていくつながりを思い出していきます。
力を入れるのではなく、なめらかに動かせるようになり、徐々に肩甲骨の可動域が広がることを目指します。

③ 体幹(インナーマッスル)を意識する

“体幹”と聞くと「お腹の筋肉」というイメージがあるかもしれません。 実は、首から上と腕・脚を除いた 胴体全体が体幹です。 この体幹を支えているのが、身体の奥にあるインナーマッスルです。
ピラティスでは、この深層の筋肉を呼吸に合わせてやわらかく使う練習をしていきます。吸う息で背骨がすっと伸びて吐く息でお腹の奥がすーっと集まる、この繰り返しで体幹が自然に働き、姿勢は自然と整っていきます。

まとめ

姿勢は、「意識」と「小さな積み重ね」で確実に変わっていきます。 無理に頑張ったり、形だけ整えようとする必要はありません。
身体が楽に呼吸できて、 気持ちよく動ける姿勢を、一緒に育てていきましょう。
レッスンでは、お一人おひとりに合わせて、丁寧にサポートしています。

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