身体が変わらない理由は、“力の入れ方”にあった?ピラティス的・正しい体幹の使い方
身体が変わらない理由は、“力の入れ方”にあった?ピラティス的・正しい体幹の使い方
こんにちは、Millennia PilatesのMomoyoです。
前回の投稿では、腹式呼吸と胸式呼吸の違いについてお話ししましたが、実際のレッスンでは「呼吸が上手くできているか自信がない…」というお声をよくいただきます。
でも安心してください。呼吸は“意識した瞬間から”身体の使い方が大きく変わり始める、とても効果の高いツールなんです🌿
今日は、ピラティスで呼吸が大切な理由と、初心者でも今日から取り入れられる体幹の使い方についてお伝えします。
■ ピラティスで呼吸を意識すると何が変わるの?
ピラティスの動きは、一見ゆっくりで小さく見えますが、内側の筋肉をしっかり使うことで「動きやすい身体」をつくっていきます。
その土台になるのが、胸式呼吸 × 体幹(コア)の安定。
呼吸をコントロールできるようになると、こんな変化が起こります。
- 姿勢が自然に整いやすくなる
- お腹を過剰に固めず、しなやかに体幹が働く
- 肋骨が動くことで、肩まわりの緊張が抜けやすい
- 腰の反り・巻き肩など“クセ”が軽減されやすい
- 少しの動きでも体がぽかぽか温まりやすくなる
実はピラティスは「鍛える」だけではなく、“正しく力が抜ける場所”が分かるようになるのも魅力です。
■ 今日からできる!簡単コアワーク
胸式呼吸に慣れてきたら、次のステップを試してみてください。
- 椅子に座り、背筋を伸ばす
- 吐く息で、おへそを背骨にすっと寄せる感覚をつくる
- 吸う息ではお腹は膨らませず、肋骨だけを広げる
- 肩が上がらないように、胸の奥で呼吸するイメージで
これを数呼吸続けるだけで、腰まわりがふわっと軽くなり、深層の筋肉がじんわり目覚めていきます。
“運動が苦手な方”ほどこの練習を取り入れると、ピラティスの動きがグッとやりやすくなります。
■ 体幹は“腹横筋”から始まる
ピラティスで最初に目覚めるのが 腹横筋(ふくおうきん)。
この筋肉が働くと…
- お腹が“きゅっ”と内側にまとまる
- 腰が安定する
- 手足が自由に動かせる
つまり、身体が「動ける準備が整う」状態。年齢に関係なく、初回体験の方でも変化を感じやすい部分です。
■ 体幹が目覚めると、動くのが楽しくなる
ピラティスは「きつい運動」ではなく、
本来の身体の使い方を思い出す練習。
だからこそ、
- 産後の体力リハビリ
- デスクワークの肩こり
- 年齢による姿勢の変化
- 運動が苦手な方
どんなステージの方にもフィットします。
呼吸 → 体幹 → 動き の順に整えていくと、驚くほど動きやすさが変わります。
■ まずは一度、自分の身体で“違い”を味わってみませんか?
文章で読むより、体幹のスイッチは 一度体験するとすぐに分かります。
「自分の身体ってこんなに軽かったんだ」
「呼吸だけで姿勢が変わるって不思議」
そんな感想をいただくことが多いです。
体験レッスンのご案内やご予約については、下のボタンから詳細をご覧ください。
