薄着の季節に気になる、二の腕の話

こんにちは、Millennia PilatesのAsukaです。

暖かい日が少しずつ増えてきましたね。
コートを脱ぎ、トップスが軽くなり、鏡に映る自分の“腕まわり”が気になる季節です。

「なんだか二の腕が太く見える」
「後ろ姿がもたつく」
「ノースリーブはまだ勇気がいる」

この時期になると、そんな声をよく耳にします。
でも実は、二の腕は“脂肪だけ”の問題ではありません。

多くの方に共通しているのは、胸が閉じ、肩が前に入り、
腕の付け根が内側に巻き込まれている姿勢です。

デスクワークやスマートフォン、抱っこや家事など、
私たちの日常は前にかがむ動きが中心。
胸が閉じると、肩甲骨は外に広がり、腕は内向きに固定されやすくなります。

すると、二の腕の後ろ側(本来使いたい部分)は伸ばされたままうまく働かず、
外側や前側ばかりが頑張る状態に。
「鍛えているのに変わらない」という方は、このアンバランスが起きていることが少なくありません。

さらに、肋骨が開いて呼吸が浅くなると、身体の中心で支える力が弱まり、
腕や肩に余計な力が入りやすくなります。

つまり、

  • 胸が閉じる
  • 呼吸が浅くなる
  • インナーマッスルが働きにくくなる
  • 腕に力が逃げる

という流れです。

二の腕を引き締めたいなら、まず整えたいのは“腕”ではなく、

  • 肋骨の位置
  • 胸の柔らかさ
  • 肩甲骨の動き

なのです。

ピラティスでは、いきなり腕立て伏せをしたり、ダンベルを持ったりはしません。
まずは呼吸で肋骨を内側に戻し、背中に空気を入れ、
胸と背中のスペースをつくることから始めます。

背中が広がると、肩甲骨が自然に動き出し、腕の付け根の向きが変わります。
胸がやわらかく開いた状態で腕を動かすと、二の腕の後ろ側がきちんと働き、
余計な張りが抜けていきます。

面白いことに、体重が変わらなくても、筋肉量が大きく増えなくても、
「なんだか細く見える」という変化が起こるのです。

それは脂肪が急に減ったのではなく、ラインが整ったから。

薄着の季節は、つい“引き締めなきゃ”と思いがちですが、
実は大切なのは「削る」ことより「整える」こと。

胸が開き、呼吸が深まり、肩甲骨が動く。
それだけで、後ろ姿の印象は驚くほど変わります。

今年の春は、ピラティスで姿勢から整えてみませんか?🌿
身体は、正しい位置に戻るだけでちゃんと応えてくれます。

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